megane☆TIME

TIME乗りなのです

ここ一ヶ月のまとめ

3/16 三田(輪行

地元から最小限の乗り換えで輪行できそうなので試してみた。

JR東西線から新快速で一本、コインロッカーのある三田に荷物を預け、篠山を超えて三和のあたりまで行って戻ってくる。

特筆するようなスポットがあるわけではないものの、いつも走るようなコースとはだいぶ風景が違う。あとどこかドライバーのマナーが良い。

133.5km / up1955m

 

3/24

土日とも雨なので思い切ってzwiftでvolcano25周バッジを獲得。3時間112km。

 

3/31

高野山…のはずだったが、輪行九度山からスタートするもチェーンリングのボルトが外れ、豪快に曲げてしまうトラブルのため引き返し帰宅。

時間が余っていたので昼からCAADで大正池

20.5+84.2km

 

4/7

二度目の正直。高野山護摩壇山リベンジ。

前週の失敗が下見になったおかげで余計な防寒具を持たずに済んだのはよかった。

護摩壇山の上りごたえがあった!

104km / up1257m

 

4/14

5週間で4回輪行は最多なんじゃないかと思う。伊吹山ヒルクライム

定員が減ってから行きそびれていて、本当に久しぶり。おそらくロングコースではベストの60分30くらい。ただワット数的にはもうちょっといけた気もする

レース後、鳥越林道

10年前、積雪で折り返したあの日のリベンジになります。

meganetime.hatenablog.jp

ふもとは26℃くらいあったのに、まだ路肩に雪が残っていやがりました。

R303を滋賀方面に向け、高月で温泉に入って〆。

109km / up2566m

 

4/20

日曜はマラソン大会。とはいえ伊吹山のあと1週間でランの練習をやる暇なんてないので完全に無視して十三峠のTTだけ。

事故後ベストの18分27。平均254Wくらい出ていたかな。明日脚残ってるかな…

56km / up887m

リムブレーキでディスクロードを目指す!(まとめ)

「スリックMTBって結構走れるね」という気づきをきっかけに、この1年リムブレーキロードをディスクロードに近づける試行錯誤をしてきた上で、いくらかまとまってきたのでメモしておこうかと思います。

 

  • そもそもディスクロードは何がいいのか?

所謂ディスクロードと呼ばれるものは、ブレーキがよく効くだけの従来のロードバイク程度には留まらず、初心者からプロまで幅広く乗りやすいものに進化したと感じます。

ディスクブレーキの制動力ばかり注目されますが、走りの安定感の向上が主役と言っていいくらいだと思っています。

ワイドリム化でタイヤのボリュームが増え、細かい段差や荒れた路面もタイヤが跳ねなくなることでトラクションを確保しペダリングにも集中することができるので恩恵は高いです。

タイヤだけでなく、スルーアクスルやホイールの組み方もリムブレーキとは違う点が多くそのあたりも剛性・バイクの安定性の良さに繋がってると思われます。

荒れた路面に対応できるということは道路上で走れるラインが増えるということでもあります。「あそこは道が荒れてるから」と避けていたコースも選択肢に入るようになります。自転車というものは自由があるからより楽しめるのです。

 

「古いリムブレーキバイクでも違わない」という言説はもはや鈴鹿のような整備されたサーキットや低速のヒルクライムレースくらいしかないでしょう。

これから買うならディスクロードをお勧めしますが、世にはもっと多くのリムブレーキロードが残っています。これらを5年、10年使い続けるには最新技術を取り入れたカスタマイズで生き残りを計りましょう。

 

  • リムブレで頑張る(1):ホイールのリムとタイヤ幅を広げる

基本。この10年でリムの幅はぐっと広がりました。

リムブレーキ用フレームの一番の鬼門はタイヤ幅の限界でしょう。23cが限界ならいろいろ厳しいですが(タイヤも少ないでしょう)25cが入っているならまだやりようはあります。

私の場合、内幅15mmの古いホイールから内幅19mmのホイールに変えたことで同じタイヤでも幅が2mm広がり乗り心地が圧倒的に改善しました。

(余談ですがTIME RXRSへリム内幅19mm+AGILESTの28c=タイヤ幅28mmを入れてみたところ、フロントは接触、リアは1mm程度のクリアランスしかなく実用は困難と判断。おそらく前26mm、後27mmが限界でしょう)

28cタイヤでもC15の古いホイールなら26mm相当になりますが、乗り心地が微妙だったのでお勧めしません。

リム幅と使いたいタイヤの組み合わせでできるだけベストなタイヤ幅を見つけましょう。タイヤ幅はでかいほうが勝ちです。

私は中古でMAVICのCOSMIC PRO CARBONを入手しましたが、例えばELITEWHEELのDRIVEシリーズの40Vや50Vなど19.5mm幅のリムブレーキホイールがラインナップされていますのでなかなか良さそうです。

 

  • リムブレで頑張る(2):チューブレス(レディ)化

新ETRTOの25cを使うとタイヤ幅が控えめになってしまうので、ピレリのP ZERO RACE TLRの26cを導入しました。

タイヤ幅こそ26mmですが空気圧を適正値に落とすことで、高速でもタイヤが跳ねることが減りしっかり地面を捉えるため安定しながらも乗り心地がよく、28cクリンチャーに負けないフィーリングを得られました。

25cクリンチャーでは下りで45km/hを超えると不安定さを感じていたのが、TLRにしてから50km/hくらいまで許容できるレベルに改善しました。まぁCAAD(ディスク)はこれより速度域が高いのですが…

つい高圧を入れてしまいそうになりますが、それではクリンチャーと違いがなくなってしまいますので注意。

0.1気圧単位で空気圧調整が必要なので、ポンプにゲージがついていても精度の高いデジタルゲージがあると良いです。買いました。

 

  • リムブレで頑張る(3):ブレーキシューの改善(※カーボンリム)

ここでも何度かお勧めしているスイスストップのFLASH PRO(EVO) BLACK PRINCE。乗り心地とは関係ないですが、下りでも安心できるのは大きいです。

ドライ環境であれば下手するとアルミリムより効くんじゃないかと思います。消耗が恐ろしく早いのと、ウェット環境では苦手なところがネック…!

なおEVOはPROより薄いモデルなので、クリアランスに余裕があるならPROのほうがいいかと思います(値段もさほど違わない)

あとは基本ですがブレーキケーブルの改善やメンテナンス。ニッセンがお勧めです。インナーにはグリスを塗るだけでもかなり引きがよくなります。

 

  • リムブレで頑張る(4):そのほか

ディスクロードフレームの強みは剛性にあります。軽量でよれるようなホイールやハンドルはできるだけ使わないのがいいでしょう。

 

 

  • リムか、ディスクか

2023年は「ディスクロードを目指す」とは別にSRAM RED eTap化やリアビューレーダーの導入もしました。徹底的にやったため、新しいロードを買う物欲はほとんどなくなってしまいました。

CAAD13もそこそこ走れるレベルにあるので、練習でも気分で使い分けています。

TIMEのRXRSという当時は最上位のフレームで今でも十分戦えるモデルなのが功を奏しました。もし今エントリーモデルに乗っていてパーツも古くなってきたし…みたいな方であればもうディスクロードにしちゃってもいいと思います。

タイヤが太くなっただけでもロードはより楽しいものに様変わりします。始めてクロスバイクに乗ったときのような、どこへでも行けそうなあのワクワクを呼び覚ますことでしょう。

買ってよかったもの2023

だいたい過去記事に書いたけど、一行で総まとめ。順不同。

 

・MAVIC Cosmic Carbon (40mm,TLR)

15Cリムホイールからの乗り換えは別物。導入してからかなりモチベーションが上がった気がする。

 

SRAM RED eTAP 11s

コンポを一新。メンテから解放されてすっきり。

 

・SWISS STOP BLACK PRINCE

消耗は早いがリムブレーキ車にとって最後の立役者。良質ブレーキシュー

 

・Cannondale CAAD13 DISC

今年最大の大物。KSYRIUM SとAGILEST・パワメで通勤から長距離練習まで使える万能バイクに。

 

・magene P505

安価な両足パワメクランク。RXRSとCAAD用、2台買いました

 

・Alterlock

CAADの守り神。細いワイヤーロックで済むのは気が楽。暖かくなったらRXRS用にも導入しようかな。

 

・カステリ 夏ジャージ(モデル忘れた)

ダウンサイジング兼。ディープリムに変えたくらい空力効果上がったのでは?

 

Shimano SH-EX7

SPDシューズ。歩いてもよし、乗ってもよし。

 

・Bryton Gardia R300L

リアビューレーダー。バックミラーの補助程度だと思っていたが視認しにくい環境でも車両を確認できること、道路の真ん中を走っていいタイミングが分かるのはプラス。

 

・CAMELBAK PODIUM チル

旧保冷ボトルを使っていたが、買い換えたら軽くて柔らかいのにびっくり。保冷時間は普通?

 

冬の雨

週末、アルテ11sのチェーンとスプロケ(11-30T)が届いたのでようやくコンポの換装完成。

 

これは土曜日の試走。

 

日曜、朝の予報では曇りだったので月ヶ瀬のほうに行く予定だったが柳生に着く前に雨雲発生。雨雲レーダーを見て和束方面に逃げたがまた別の雨雲が。

ただ寒くなっただけでなく雨にも降られ、機材にとって軽くハードな環境のテストになった。

・Bryton Rider750

本体&アプリともに少し動作不安定な印象で、たまにフリーズしたりセンサーの接続が切れたりする。

画面ロックしていても雨粒を拭き取ったりすると上スワイプにより解除されてしまう。意味ねぇ。

付属のマウントも固定力が悪く、強めに締めたらねじ切りが少し駄目になってしまった。値段以外に良い印象がない。

 

・SWISS STOP BLACK PRINCE

消耗が早いとはいえ、ドライ環境ではアルミリムレベルに効いてくれていい気になっていたら、しっとり濡れる程度の雨の中だと急激に制動力が落ちてしまった。最大でもシューが滑っていくので劇坂の下りや緊急回避が間に合わない。

 

SRAM RED eTAP 11s

ST7900の老朽化もあり、レバーの引きが本当に軽くなった。

シフトは試乗会の印象通り、Di2より遅いが紐引き(シフトダウン)より早い。雑に脚力がついてくるとシフトチェンジが面倒でトルクで乗り切ってしまうことが多かったのですが、ポチポチするだけで変速できるので確かにまめに変速する癖がつく(というか戻ってくる)

カーブ中とかバイクを支えている間でも指がフリーなら適当なタイミングでも変速できてしまう。

フロント変速が遅いと言われているが、確かにシフトダウンは1拍くらい空けて落ちるので紐より遅く感じるものの、シフトアップは逆に早くて感動した。

登り途中で上ハンを持っている間など、手を動かしたくないタイミングなんかはスプリンタースイッチ(SRAM的にはBlipsか)が欲しくなった。自作できるようなので後で部品揃えてやってみようと思う。

 

ギア構成(前52-36、後11-30T)。平坦で30Tまで使えると急坂以外はアウターでカバーできてしまうのでフロントシングルも視野に入るなと思った。気がつくとこの10年?でケイデンスが上がり傾向で、100くらいで回したりするのでクロスよりワイドのほうが合っているのかもしれない。ミドルケージにしていてよかった。

 

今後の予定

タイヤ→28cのような安定感が欲しいので(それさえあればいい)26cのTLくらいしかないかな。

冬ジャージ→Sサイズとはいえ古く風でだぶつくのでカステリのタイトなジャージが良い。気軽に空気抵抗低減できるジャージはもっと評価されてもいいと思う。

日吉ダムと新兵器

どこか輪行で遠くに向かうつもりでしたが、紅葉シーズンのピークで混雑が予想されたのであまり遠くない(?)日吉へ。

結局嵐山でひどい渋滞にぶつかって時間をとられたのですが。

神明峠をそこそこ良いペースで。帰りも距離の割には200Wくらいで踏めた。

Dst 132.5km / Tm 5:18:37 / TSS 248

 

7900の変速とブレーキまわりがよろしくなかったので思い切ってコンポを刷新。

以前の記事に書いたように中古のSRAM RED eTapの11sになりました。

AXS(12s)でないのは、ただでさえ国内では高いのにスプロケとXDRのフリーでさらに出費が増えるため、シマノで流用できそうな11sに比べるとかなりコスパが悪い。

Di2も検討に入れていましたがジャンクションやケーブルが思ったより高く、内装に対応する前の時代のフレームであり相当ケーブルがごちゃつきそうなので却下。

週末にパーツを注文してeTap一式だけ早く届いたので組み付けてしまったが、11s用のスプロケとチェーンがまだないので本格的な試乗は先送り。

シフトケーブルがなくなったのでハンドルがすごく軽くなって、レバーの引きも改善された。

(ちなみにBR-6700を使っていましたが、NewSuperSLRという規格の引き量の違うモデルで、SRAMで使うには合わなさそうです。微妙に動きも悪かったので古いバイクで使っていたBR-7800を引っ張り出してきました)

ブレーキケーブルはニッセン、SWISS STOPのブレーキシューと組み合わせたことでカーボンリムではほぼ最高レベルのブレーキ性能になったんじゃないかと思う。

 

そうそう、オクで落としたこのeTapのレバーですがフードカバーが外されており代替品を探していたのですが、11s用は在庫がなさそうだったので思い切って現行モデルであるAXSリムブレーキ用の純正フードカバーを注文。これが正解で、寸分違わずフィット。

 

CAADのフロントを大きくしてリアをワイドにした構成が気に入っていたのでRDは32Tまで使えるミドルケージのwifli。これで六甲や大台もケイデンスを上げて登れるだろう。

 

さて機材面での更新がかなり進んで、あとグレードアップできそうなところといえばタイヤかサドル(鉄レールで重い)しかなさそうだ。