間違いなくFLASH Carbonは良いバイクです。
機材としての選択は当時のスペックとしては当たりでした。
しかし… 矢田丘陵は入り口で撃沈、湯船のトレイルは1周で終わり、結局まともに完走できたのは山城の優しい未舗装路だけ。
これ以外にも小さなトレイルをいくつか走りましたがあまり長くなく、まともに楽しめるボリュームもなく。
アクセスできるトレイルが少なく、ゆえにスキルを身につけることもできない。
MTBの動画を見てだんだん思い出してきたのですが、ずっと「この先走れるのか?」「ここは走っていい場所なのか?」「登山者が現れたりしないか?」など常に何かに気を使いながら走っていましたね。
自由なイメージのあるMTBは思っていたより窮屈だったというか。
学生の時からランニングはやっていて淡々と身体に負荷をかけ続けるのが好きなようで、度々意識にストップのかかるトレイルは最初から性に合っていなかったのかもしれません。
海外のグラベルロードのような緩い勾配の長い、せめて山城のトレイルみたいな未舗装路が近場にたくさんあれば状況は変わっていたと思います。というかそういった環境を期待していましたが、実際に走ってみて当てが外れてしまいました。
トレイルルートのことからディスクブレーキ、ワイドタイヤの効能など機材についても勉強になったのでちゃんと活用できなかったことを除けばいい経験になったかな。
いろいろ未練ぽいものを書き連ねましたが、FLASHは改造せず手放す予定なので、おそらくこの先トレイル専用のバイクに乗らないような気がするため振り返ってみました。