朝方も暖かくなってきたので、Cannondale FLASHで往復33kmある通勤路を走ってみました。
初期状態からタイヤを1.25インチ(32c相当)、ブレーキを機械式であるBB7の類似品(?)にしてあります。
少し上半身のポジションが厳しいですが、乗っているうちに実用に足りると感じてきました。
このMTBがカーボンフレームの軽量レーシングバイクではなく10万円以下の重たいMTBであったならやろうとは思わなかったと思います。
というか、過去にESCAPE R3をドロハン化したときは失敗でした。
(今思えばフレームの剛性はあまり良くなく、初期のホイールは鉄下駄、Vブレーキをはじめ各所パーツの印象もよくないし全体的にもっさりとしていた。それがあったのでFLASHがこれだけ軽快に走れることにすごく驚いている)
その点、既に重量と走りの軽さの問題はクリアしているのであとはポジションや細かい修正(アッセンブル)になります。
ロードとして使う場合、もっと低い前傾体勢をとりたいのですがサスペンションのトラベルが100mm程あるがためにハンドルがとても高い位置(サドルと同じくらいの高さ)になっています。
リジッドフォークに変えることで無理矢理下げる手もありますが、あまり手軽とは言えずジオメトリががらりと変わるので素人にはお勧めしません…。
とても軽いレフティフォークを生かしたいと思っているので今はそのままにします。
さて、ハンドルを下げるには角度のついたステムを使うのが一般的ですがこの車体はコラムが1.5インチ=ワンポイントファイブという特殊な規格のために入手可能なステムがごく限られており、ステムの変更ではどうにもなりません。
ハンドル自体をドロップハンドルではなくブルホーンバーにする手もありましたが、下ハンにあたるフォームがとれないことから却下。
行き詰まり諦めかけてところ、こんな商品を発見。元々は折りたたみ自転車用のステムに近いパーツなのですがこれを既存のステムの先に取り付ければハンドルを5cmくらい下方に配置することができる。
あと最近知ったのですが…サスペンションフォークをロックアウトしたまま使うのはよくないようですね。でもロード的な使い方であればダンシングしなければそこまで沈まないので、長い登りなどしっかり踏みたい時だけロックさせて、普段は解除したままでも問題なく使える感じです。
ポジションが解決したらあとはギアまわり。
前42/27、後11-36という山向きのワイド仕様なので余り物を使ってクロスレシオにしようかと。くるくる回すロードの乗り方ですと歯が飛ぶのは使いにくいです。
タイトルが「準備編」になっているのは、今うちに使えそうなSTIがないので4700をRDと一緒にショップに注文して入荷待ちなのです。(ドロップハンドルは余りものを使います)
MTBのシフトレバーなどは変えずにセッティングしたり、余っているWレバーを流用することも検討しましたが、ドロップハンドルの上ではどう配置してもシフトレバーが硬く無茶苦茶押しにくいです。素直にSTIにしましょう。
幸いにも機械ディスクなのでリム用のレバーが使えます。(サイクルモードで触ったEQUALの印象がよかったので機会があればあれにしたい。高いけど)
果たしてロード化は成功するのか、残りのパーツが届くまでお待ちください。